だめねこ飼育日誌 By suteneko
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2013-07-22 (Mon)

サーバ入れ替え顛末記、ハードウェア編(1) [22:07]

おひさしぶりです。

とりあえずひと通り (外部向けにサービスしている分だけ) サーバの設定をしたところ、イベントが始まってしまいまして…

がんばっております。まだ始まったばっかりなのですが…

偶然にもイベントカードのぞう大魔王をgetしてしまったので、ちょっと15000位を狙って、かーくん☆5を目指してみようかと。

ところで、愛しのウィッチ様はまだですか?




 ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■




さて、サーバ入れ替えの話題、終わらせてしまいましょう。

まずはおまじない

alias pray="sync;sync;sync"

祈れ 祈れ! 祈るんだ!!!




古いサーバって、ホントに古い機材で運用されてたんです。スペックを書きますと…

  • CPU:Celeron 2.6GHz (Pentium4世代)
  • メモリ:1GB (512MB*2) DDR2
  • Chipset:Intel I845G

いままでよく頑張ってたもんだ…


OSはFreeBSD ver.7系で、最新から比べると2つ前のバージョン。ちょっと前の日記にも書いたとおり、セキュリティパッチ当てにも苦労するような状態でした。放置するわけにもいかないし、どうせならハードウェアごと取り替えてしまおうかと。

ちなみに、このサーバは FreeBSD ver.2 の頃から運営しております。最近は Linux が流行ですが、当時は Linux のバージョンは 0.x とかで、まともに動かすのも苦労していたような覚えがあります。BSD 系になったのは必然でした。

今回、入れ替えにおいて Linux も検討したのですが、FreeBSD のほうが使い慣れているというのと、softupdates があるから、ということで、また FreeBSD です。


softupdates って、ディスクへの書き込み順を厳密に制御することによって、電源が切られてもディスクが論理破綻することはない、っていう仕組み。いまは softupdates と journaling をあわせて使うことができます。

何がいいって、UPS 買うお金なんかない私のこと… (←ぉぃ)、とつぜん電源断でもデータが失われない。ここまでは journaling を持つ EXT4 とかでも同じですね。

その後の再起動時、OS は普通に上がり、fsck が disk の snapshot に対して backgroud で行われる、というのが…。荒業だよなー…。Linux でも同じことできるのでしょうか?

まぁ rm -r foo とかした時に徐々に消えていくとかの副作用はあるものの、サービス停止時間が短くて済む、というのは魅力なのです。




つづく

サーバ入れ替え顛末記、ハードウェア編(2) [22:49]

古いサーバです。ケーブルの山になってますがご了承を…


年代物の機器とはいえ、ディスクだけは良い目のものを入れてあったんですよ。

下のほうに見える拡張カードが、RAIDカードです。3ware社(当時)の、9500S-4LP JKITという製品で、ハードウェアRAIDです。当時は、複数本の信号を1本のケーブルで送る規格とか無くて(?)、いっぱいコネクタが付いてました。

当時の製品なので、PCI ExpressではなくPCIです。ただしマザーボードが対応しておらず、64bit中の32bit分が宙に浮いております。RAIDカードは64bit 66MHz(いわゆる64-66)に対応していたものの、マザーボードが非対応のため、32bit 33MHz(いわゆる32-33)で動いていた、という悲しい事態でした。

PCI-Xの133MHzには対応していない模様。というか、このカードが売ってた頃、PCI-Xってあったのか?


ちなみに、写真にはIDEケーブル(パラレルATA)も映っておりますが、これにはバックアップ用のディスクが繋がっていました。古いディスクの流用で、壊れてもいいや的に使ってたものでした。




ディスク外してみたところ

200GBという中途半端な容量

日立製。合併前。



いろいろ年代物が揃っておりました。

ちなみにSMARTを見たところ、すべての項目で「耐用年数過ぎてるよ」って言われてました… orz




つづく

本日のツッコミ