だめねこ飼育日誌 By suteneko
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2008-03-04 (Tue)

[コラム] 真珠 [20:35]

数ヶ月間とあるメルマガで(j)が調べて書いて配信してた文章とか色々掘り出してうpしてみるてすと(笑
ちなみに、天然石だのアクセサリ関連が多いのは私が趣味としているのとメルマガがそういう形式の物だったからでございます。

まぁ、きがーるに読んでくださいな。


 □ □ □


マザーオブパールとは、言葉通り「真珠の母」という意味です。
真珠は現在、白蝶貝、黒蝶貝、茶蝶貝、アコヤ貝、淡水真珠貝、コンク貝などが真珠の母貝と言われています。
真珠を生み出す貝は他にもたくさんあります。
ただ、上で述べた6種類の貝が、今の流通で使われている貝ですね。

さて、シェルとマザーオブパール。
その違いは、ただ単に名前だけだという方もいれば、加工される貝自体が違うという方の意見に分かれます。
一般的に、問屋へいくとマザーオブパールといえば、たいていは白蝶貝が主流です。
高瀬貝という「ナチュラル」な色を含んだマザーオブパールもありますし、そちらは安価で手に入ります。

シェルというのは、マザーオブオパールが生まれるときにできる欠片からできている、と言われています。
ただ、シェルは同じように母貝から創られているのは確かなんです。
マザーオブパールに比べ、若干品質や値が安いという点で、
名前が変わり販売されているのが、現在のシェルです。

マザーオブパールは、「女神の慈愛を宿す石」といわれ、婚礼にもよく使われる天然石に部類するものです。
「母性の優しさ」や女性の内面的な美しさを引き出す…等々。
本当に沢山の意味がありますが、「母性の優しさ」が一番しっくりきます。

私は真珠が好きで、そこから調べ始めたんです。
真珠という、純粋な白や自然から生まれる色が大好きなのです。

さて、マザーオブパールによく使われている白蝶貝とは…。
白蝶貝は、本真珠を産む貝です。
貝殻の形が蝶に見えることから、そう呼ばれています。
世界最大の真珠貝で、30センチにまで成長して、南洋真珠の代表的な母貝として知られています。

日本では、紀伊半島でも生きている貝ですね。
他の地方でも生息又は養殖されているはずですが、有名どころというと紀伊半島なんですよ。
真珠を採取した後の殻から産まれるのがマザーオブパールです。

養殖真珠を創るときに、アコヤ貝などの貝を核として、それから真珠の元である真珠層が形成されるためと記述がありました。

天然石の中では、安産の石とも言われており、まさに母性の象徴でしょうね。
妊婦さんが腹帯に挟んだり、ストラップとして付けていたりします。
母性の優しさを運んでくれる、そんなマザーオブパールは、内面の美しさだけではなく、本人の優しさも一緒に引き出してくれるかもしれませんね。

シェルはシェルならではの美しさを、マザーオブパールは貝そのものの美しさを…。
それぞれ美しさや、華麗さを持った物と言っていいんじゃないかなぁと思います。

シェルやマザーオブパールにであったら、そっと撫でてみてください。
そして、手に取って手の中でその温もりを感じてみてください。
本物のマザーオブパールはほんわか暖かいそうですよ。

(j)

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