だめねこ飼育日誌 By suteneko
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2016-02-14 (Sun)

[サーバ] AWSにメール制限の除外申請

AWSメールサーバを運用する方法は、大きくわけて2つあります。1つ目が共有のメール送信用ゲートウェイ(SES)に投げてリレーしてもらう方法。2つ目が外部サーバに対する25/tcp接続(SMTP)の制限を解除してもらう方法。


1番目のは、通常のSMTP接続じゃなくて、AWS APIとかcli経由になります。内部では暗号化してる模様で、secret keyが必要になります。postfixと連携する方法もあるんですが調べて設定するのが面倒なので今回は2番めの方法を取ることにしました。


2番目の方法は、普通のSMTPで外部接続できます。必要なのは、bounceなどの処理をきちんとすることと、英語でのやりとりです。bounce処理は、AWSにかぎらず当たり前のことなんですが、公式に記載があるためわざわざ記載してみました。なお公式スライドには「難しい場合は担当営業にご相談ください」と書いてあるんですが、会社契約ならまだしも、個人使用の場合は担当営業がついてるはずもなく…



申請したのは1週間前、2/7の夜でした。公式のスライドを見ての作業になります。うちの場合は、Elastic IPは取ってあるし、Route 53(DNS)も使用しているので、あとは申請するだけです。

ヘルプの該当項目「電子メールアプリケーションでの逆引き DNS の使用」から、Create Caseに飛び、ログイン。一番下のリンクから別ページに飛びます。あるいは公式スライドにあるようにAWSのHP下部「サービスの上限緩和を申請」でも同じところにたどり着くようです。制限タイプはEC2 Email

そして

こういうことになります。

申請内容は特に難しくありません。メールアドレス、何に使うかの説明(英語で記載)、自分のIP、逆引き設定をするホスト名。逆引き申請する前に正引きは登録しておく必要があります。

今回、使用目的は「自分のpersonal domainでメールを送る。自分と家族と友人しか使わないよ」って(英語で)書きました。


申請したのが週末だったためか、返信 (Your AWS Inquiryというメール)が来るまでに2日かかりました。日本時間では9日、現地? (+0000)時間で8日に返信がされています。Descriptionはいい加減な内容だった気はしますが大丈夫だったようで…。もちろん英語のメールです。DNS登録したよ、RBLからの除外には1週間くらいかかるよ、ってメールでした。


本日確認したところ、RBLから除外されていることを確認。AWS様ご対応ありがとうございました (←英語で書けよ)


まだ「IPアドレスからメールが送信できるようになった」だけで、送信の設定がされてません。そちらはこれからです…

本日のツッコミ