だめねこ飼育日誌 By suteneko
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2006-04-17 (Mon)

[近況] 変な縁で(4) [15:28]

はじめに。

今回の日記は、かなり長い、「ふしぎ系話」(実体験)です。4月1日から6日の日記で、関西地方や紀伊半島に居たという件です。おまけに、かーなーりー、神懸かり的要素大。

なので、そういうのが苦手だったり斜め読みしたり、ご自分が信じている宗教以外の話は聞きたくないというタイプの方は、お互いの心身の健康のために(笑)、今回は読まれないことを、強くオススメします。

・・・オススメ、しましたよ?

・・・怒らないで下さいね。


・・・前説、オワリ!(笑)




 * * *




上の前説、ごめんなさいパクりです。元ネタは緒方恵美の、銀河で、ホエホエ。というメルマガのvol.48です。

まぁ、不思議体験なのはホントですが。




 * * *




4月1日、雲ひとつ無い晴れ。不思議な縁で、私は京都の山の中に居た。エイプリルフールだから嘘だと思った人、ホントです。関西って書いたんで大阪だと思った人、ごめんなさい、ハズレ。

伏見稲荷、皆様の住んでいる町にもあるであろう「お稲荷さん」の総本宮。ドラマなどをよく見る人は、千本鳥居などを見たことがあるかもしれない。

東京に比べて冷たい空気、山の中であることもあり、気温は低い。でも、寒いとは感じない、そんな空気。

1日、しかも4月1日の献花祭、土曜日ということで、本殿前は非常に混んでいた。ただし、本殿は山の一番下、ここで引き返す人は多い。さらに鳥居をくぐって山を登り始めると、人はどんどん減っていく。1周すると2時間もかかる山、やはり敷居は高いのだろう。一の峰まで達せず、途中で引き返す人も多いらしい。

私にとっては、登ることは当然であった。だって「呼ばれた」んだもの。「行かなきゃならない」って思った場所。「行きたい」じゃなくて「行かなきゃ」って感覚。前に日光東照宮に行ったときもそうだった。突然行きたくなって、それがいつの間にか「行かなきゃ」に変わっていた。そんな感覚だ。

「呼ばれる」のは、私が伏せっているときが多い。「気」が足りなくて何もできない、でも何かしなきゃという焦りのみあるような時。そんな時に「呼ばれる」。今回も「呼ばれた」。



山を登ると少し開けたところがあった。京都の町並みが一望できる。京都の端から京都を見下ろすと、やはり京都は山に囲まれ、神に囲まれて護られた町なのだと感じる。

川沿いには、南天の実がなっていた。季節ではないのだが、雹が降ったとも言うし微妙な天気だったのだろうか。



たくさんあるお社へお賽銭を入れ、お参りをして「お礼」と「誓い」、そして「お願い」をする。

石段は結構つづいているのに、苦にならない。やはり不思議な場所だ。

鳥居は続くよどこまでも…



途中、水を飲める場所があった。水を護る神様の社のそば、滝から落ちる水。そして井戸からくみ上げられた水。美味しい。



鳥居を出て、空気の冷たさ、手が冷えてることを初めて感じた。

頂いたおみくじには「何事も気永に行え」と書いてあった。




 * * *




京都駅に戻り、バスで清水寺へ。やはり土曜日ということで非常に混んでいた。

ここへ来た目的は、お礼を言うため。以前、ここの千手観音様に助けて頂いたことがあったため。ここのお寺は、1つ角を曲がると町からお寺へ雰囲気ががらりと変わるところが好きだったりする。舞台は有名だけどあんまり好きじゃなかったり。

前にお参りした時には上にあがらなかったけど、今回は靴を脱いで本堂に上がらせていただいた。優しいお顔をした観音様。

頂いたおみくじには「何事も軽はずみになれば後にて悔むところあるべし。よくよくはかりて後に定むべし」と書いてあった。




 * * *




その日は奈良へ移動してから泊まった。ホテルの売店で「関西」と書いてあるカップうどんを買って食す。うーん、わたしはどうも、こっちの薄味のほうが好きだ。ホントに関東人なんだろうか^^;




 * * *




次の日、雨、しかも土砂降りのような激しい雨。ホテルのラウンジで時間を潰してみたが、雨はあがらず、弱くもならない。駅に近いホテルでよかった。

JR 桜井線に乗って奈良から三輪へ移動。ワンマン列車に乗ったのも、無人駅も、初体験。田舎の景色のなかをほけーっと移動する。

奈良駅では全てのドアが空いたが、他の駅では2個だけ空いてた。ほへー



そして三輪駅で見かけた猫さん。誰にでもなつく猫じゃないだろうに、逃げずに居てくれた。駅員さんみたいな感じ? ここのヌシかな?




 * * *




つづきます。



※失礼にあたると思うので、神社や鳥居自体の写真は撮っていません。あしからずご了承ください。

[近況] 変な縁で(5) [21:41]

長い日記でごめんなさい。(4) の続き、まだ半分です。

三輪駅を出ると大雨。傘を差して歩くこと10分くらいで三輪明神に着く。

鳥居をくぐって、森の中の玉砂利の道をしばらく歩き、本殿へ。本殿といってもここは何らかの神様の像が置いてあるわけではなく、三輪山自体をご神体とする神社。そういう意味では、珍しいところだそうだ。

お賽銭を入れて、本殿へお参り。屋根がある場所だったので傘を閉じて、前の日と同じように「お礼」と「誓い」、そして「お願い」をする。

振り返ると、あれだけ降っていた雨が、止んでいた。靴の中にまで雨がしみてきそうな雨だったのに、一瞬で…。まるで歓迎してくれるように。



いくつかのお社と、山へ入る入り口で、ご挨拶をして (山へは入らなかった)、お水を頂く。鳥居を出るとちょうど桜井駅行きのバスがあったので、それに乗って桜井駅へ。三輪駅にいた猫さんのこと思い出してたこ焼き買ったり… (かつぶし乗ってるんだよ^^;



バスは桜井駅へ。駅の建物に入り、おにぎりと飲み物を買う。買ってる途中に「ザーーーーッ」という音が。「ゴーーーーッ」ってのに近かったかもしれない。止んでいた雨が一転して嵐みたいに。まるで私が駅に入るのを待っていたように、そして、今までとどめておいた雨と風がいっぺんに落ちてきたように…。店のひとも驚いて外に出てきていた。




 * * *




その日は伊勢市に泊まり。泊まったホテルは古いホテルだったのか、いまどき余り見ないような、ちょっと古めの設備があった。ちゃんと動くから良い、というか、写真ネタをありがとうって感じだ ^^;




 * * *




最終日はお伊勢さんへ。外宮と内宮、その別宮を回る。まずは月夜見宮、そして外宮、倭姫宮、月読宮、内宮の順に、主に歩きで。

風が強い日だった。歩いていく私を、背中から押してくれるみたいな風。

お伊勢さんを構成する神社は、結構はなれて立っている。何キロ歩いただろうか。やっと内宮についた時「ようこそおいでませ」と聞こえた気がした。そして、森の中は、前に来たことがあるような気がする、落ち着いたところだった。



お参りをして、「お礼」と「誓い」、そして「お願い」をする。

「矛」と、お守り、そしてお神酒を頂いた。



帰りに綺麗な桜があった。




 * * *




帰り道に、おかげ横町へ。どこでも売ってるけど、赤福ってここが本家なんですよね。というわけで赤福w 本店だとその場で食べられるんですね。

伊勢うどんも頂いた。こちらは写真とり忘れたんで、こんなの。




 * * *




バスで駅まで戻り、名古屋から新幹線にのって家へ。数日ぶりの家。

なんか「現世に戻ってきた」という感じがした…。



お伊勢さんでもらった矛は、日光さん (東照宮) でもらった破魔矢とともに、家の中心、テレビの横に置いてある。護って、くれるだろうか。きっと、大丈夫だよね。

本日のツッコミ

_ (/▽)せいむ♪(▽\)たん♪(σ'')σでっす♪ [o(^ー^)o おつかれさまーw 一度逝ってみたくなりましたw 神道っておもしろいんだけどねー・・・ 神話とかそーいう類のものはけっこうすきー♪ ] (2006-4-17 (Mon) 23:6)